粂川内科医院

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川口市感染症情報

糖尿病について

糖尿病とは

●糖尿病とは血液中のブドウ糖(=血糖)が高い状態が慢性的に持続する病気です。インスリンが十分に作用しなかったり、インスリンの分泌が低下すると、糖代謝がうまくいかずに血糖が高くなります。
●糖尿病の患者さんは増え続けています。
2012年の国民健康・栄養調査によると、国内の糖尿病が強く疑われる患者さんは950万人で過去最多、「糖尿病の可能性を否定できない人」の1100万人を含めると約 2050万人いると推定されています。実に、国民の5人に1人は糖尿病またはその可能性が高いということになります。

●糖尿病は大きく4つの病型に分類されます

①1型糖尿病:膵臓にあるインスリンを作る細胞が破壊され、インスリンが作られなくなるために発症します。

②2型糖尿病:膵臓から出るインスリンの量が少なかったり、肥満や過食などでインスリンの効き目が悪くなって発症します。

③その他の特定の機序や疾患による糖尿病

④妊娠糖尿病:妊娠中に初めて発見または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常
日本人では糖尿病患者さんの95%以上が2型糖尿病です。

●2型糖尿病は代表的な生活習慣病です。
発症には遺伝要因と環境要因(肥満や過食、運動不足など)が関連し、予防と治療には生活習慣の改善が重要です。

●治療の目的は、コントロール良好な状態を維持することで合併症を起こさない・進行させないことです。
コントロールが悪いまま放置してしまうと網膜症や腎症・神経障害・動脈硬化などをはじめとする様々な合併症を発症・進行しやすくなります。

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糖尿病の検査では何を調べるの?

主に血糖とHbA1cを測定します。
●血糖:血液中に含まれるブドウ糖のことです。ブドウ糖は生きていく上での基本的なエネルギー源なので、正常者でもある一定濃度の血糖値を維持します。
高血糖状態が慢性的に持続する状態を糖尿病といいます。

●HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー):血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンには、ブドウ糖が結合しているものもあり、「グリコヘモグロビン」と呼ばれます。HbA1cはその一種で、普段の血糖値が高いとHbA1cも高くなります。 一度ヘモグロビンに結合したブドウ糖は、赤血球の寿命がなくなるまで結合しているので、過去1-2ヶ月の血糖のコントロール状態を反映しています。血糖値のように検査前の食事や運動の影響を受けず、平均的な状態が判ります。

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ブドウ糖負荷試験とはどんな検査ですか?

糖代謝について詳しく調べるための検査で、血液検査で糖尿病が疑われた人の2次検査として行われます。糖尿病かどうか、通常の採血でははっきり診断ができない場合にこの検査を行います。
検査は、前日21時以降はカロリーのある飲食はせずに来院頂き、75gのブドウ糖が溶けた甘いサイダーのようなものを飲み、飲む直前・30分後・1時間後・2時間後などに採血をして終了です。
採血時に、血糖と同時にインスリンという血糖を下げるホルモンを測定することで、①糖尿病か、境界型か、正常か②糖尿病でなかったとしても、将来糖尿病を発症する可能性が高いかどうか③血糖を下げるインスリンをどれだけだせているかなどが判ります。
当院でも施行可能です(要予約)。

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なぜ血糖は高くなるの?

血糖は食事や運動などにより変動しています。健康な方では食前血糖は70-100mg/dl位に保たれています。食事をとると30分後くらいから血糖は上昇し始め、1-2時間後くらいにピークになります。しかし、健康な方では上昇しても140mg/dlくらいまでで、次の食事の前には100mg/dlくらいまでに戻ります。このとき、血糖を下げる働きをしているのが膵臓から分泌されるインスリンという物質です。血糖が高くなるとそれに応じてインスリンが分泌され、血糖値をある一定範囲内に保つ働きをしています。しかし、インスリンの効きが悪かったり、インスリンの分泌量が少ないと、血糖が十分に下がらずに高くなります。これが糖尿病という病気です。
過食や運動不足、肥満などはインスリンの効きを悪くして糖尿病を発症しやすくなります。

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どんな人が糖尿病になりやすいの?

下記の要素が当てはまる方は、要注意です。

太っている
食べ過ぎ
飲酒量が多い
間食の習慣がある
運動不足
20才時と比べて体重が5kg以上増えた(5kg増加で50%が糖尿病、10kg増加で80%が糖尿病を発症するとも言われています)
身内に糖尿病の方がいる
妊娠中に血糖が高めと言われた

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糖尿病の症状とは

糖尿病ではよほど血糖値が高いか、合併症が進行しない限り自覚症状は殆どありません。ですから、「自覚症状がないのが最も多い症状」とも言われています。血糖がかなり高かったり、合併症が進むと様々な症状が出てきます。
 

高血糖に伴う症状:喉が異常に渇く、飲水量が多く、尿量が異常に増える、体がだるく疲れやすい、食べているのに体重が減る

合併症による症状: 網膜症:眼がかすむ・視力低下
          腎症:足がむくむ
          神経障害:手足の痺れ、発汗異常、たちくらみ など

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糖尿病になるとなぜ治療が必要なの?

治療の目的は、コントロール良好な状態を維持することで合併症を起こさない・進行させないことです。
血糖が高い状態が続くと動脈硬化が進みやすくなり、その結果、心筋梗塞や脳梗塞などの血管の事故を起こすリスクが高くなります。それだけではなく様々な合併症を発症しやすくなります。特に「神経障害」「網膜症」「腎症」は三大合併症と言われています。

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糖尿病と診断されたら

放置せず、医療機関を受診してご相談下さい。糖尿病と診断されたとき、落ち込んだり病気を受け入れられなかったりした方もいらっしゃると思います。しかし糖尿病は早期に治療を開始し良好な血糖管理をすることで合併症を防ぐことが可能です。
また、合併症が出現していても治療し良好な血糖を維持することで、合併症の進行を遅らせることが可能です。そのためにも、糖尿病をよく理解し、定期的に診察を受け、血糖管理状況や合併症の程度をチェックすることが必要です。

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糖尿病にならないようにするには何に気をつければいいの?~だれでも今日からできること~

適正なカロリー以上に食べ過ぎないようにする

バランスのよい食事を3食きちんと食べ、朝の欠食や夜遅い食事は控えましょう

肥満がある場合は減量をこころがけましょう(まず体重の3%程度の減量をするだけでも血糖や脂質の代謝は改善すると言われています)

糖分を含むジュースや清涼飲料水などは控えましょう(ヨーグルトドリンクや滋養強壮剤なども結構糖分が多く含まれています)

アルコールは飲みすぎない(わりとカロリーが高く、過度の摂取は生活習慣病の一因となります。)

適度な運動を心がけましょう(肥満の予防になります。また、筋肉をつけることで血糖が下がり易くなるほか、インスリンの働きが良くなります)

外食では丼物や単品料理よりも、多くの食材を使用した定食を選ぶようにしましょう

夕食は少なくとも寝る2時間前までに済ませるようにしましょう

早食いをせず、良く噛んでゆっくり食べるようにしましょう(消化もよくなり、満腹感も得られて食べ過ぎ防止になります)

大皿料理では1人分を取り分けてから食べるようにしましょう(その方がバランスを考え易く、食べた全体量が判りやすく食べすぎ防止につながります)

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